スローライフの日々から

散歩道の出会い

今にも降り出しそうな空模様、折りたたみ傘を持って、散歩に出かけた。
30分ほど歩いて、汗を拭きながら、ベンチに腰を下ろし、持ってきたお茶で乾いた喉を潤す。

すると、「こちら、いいですか?」 と、言いながら70代くらいの女性が近づいてきて、私の座っている横に腰を掛ける。

「どうぞ、どうぞ」と言って、私は腰を半分ほどずらす。



座ったとたん、その女性はハンカチを片手に話し出す。

「お身体は何ともないですか? 毎年、健診は受けています? 」
「ええ、健診は受けています」と、言うと、立て続けに話出す。

ご自分は75歳で、健診でガンが見つかって、手術、入院したこと、早期でよかったこと、3年前にご主人を亡くされ、
一人暮らしなので、いつも不安であること、家で倒れられたことがあって、偶然ご近所の方に見つけてもらって、
救急車で運ばれたこと、都内に2人の息子さんがいるけど、どちらも一緒に暮らそうと、未だ言ってくれないこと、
等々・・・・

私はあいづちを打ちながら、(私の行く道かもしれない)と、静かに聴いていた。
よほど、誰かに話したかったのだろう。

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何の解決にもならないけど、聴くだけなら、いくらでもできる。

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話すだけ話して、その方は行ってしまった。

また、いつか出会ったら、「あら、あの時の・・・」って言いながら、お話しできるでしょう。

後姿を見ていて、少しは肩が軽くなったかしら・・・と、未来の自分と重ね合わせるのでした。

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コメント

ベンチに来たご婦人、心細さに誰かに聞いてほしかったのかしら。
都内の息子さん二人のどちらからも声がかからない・・お嫁さんかしらね。

高齢者が増え続ける現実があり、介護する側よりされる側が多いよね。
話が暗くなりそうで・・困ったなぁ^^;

気もちわかります

こんばんわ^^
自分の事かとそんなおもいで記事を拝見しました。
気持ちが不安定だったのでしょうね!
わたしも経験者分かるようです。
お気の毒にもかんじますね。もしその立場になったらどうしょう悩みますね。
息子さんは一緒に同居はまだ話がでて居ないのですか!

風香さんへ

いつもコメントありがとうございます。

いろんな想像はできますよね。
あまり込み入ったこと聞くのも失礼だし・・・(-"-)
よく散歩をするとおっしゃっていましたので、
またお会いしたいなぁと思いました。

高齢化社会ねぇ、頑張ろう(#^^#)

さつきさんへ

いつもコメントありがとうございます。

同居の話、こちらからは言い出しずらいのでしょう。
遠慮していらっしゃるみたい。
ワタシだったら、やはり自分からは言えません。
でも、息子がいないので、いいのか悪いのかわかりませんが。(#^.^#)

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