スローライフの日々から

心に残る詩

今、曽野綾子氏の「老いの才覚」という本を読んでいます。
その中に「神われらと共に」(別名・浜辺の足跡)という詩があって、ブラジルのアデマール・デ・パロスという詩人の作品です。

私は信者でもありませんし、特別何か宗教を信じているわけでもないのですが、とても心に残りましたので、ここに載せてみました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夢を見た、クリスマスの夜。
浜辺を歩いていた、主と並んで。
砂の上に2人の足が、2人の足跡を残していった。
私のそれと、主のそれと。

ふと思った、夢のなかでのことだ。
この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると。

立ち止まって後ろを振り返った。
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている。
ところが、一つのことに気づいた。
ところどころ、2人の足跡でなく、一人の足跡しかないのに。

私の生涯が走馬灯のように思い出された。

なんという驚き、一人の足跡しかないところは、生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う。

苦悶の日、
悪を望んだ日、
利己主義の日、
試練の日、
やりきれない日、
自分にやりきれなくなった日。

そこで、主のほうに向き直って、あえて文句を言った。

「あなたは 日々私たちと共にいると約束されたではありませんか。
なぜ約束を守ってくださらなかったのか。
どうして、人生の危機にあった私を一人で放っておかれたのか、まさにあなたの存在が必要だった時に」

ところが、主は私に答えて言われた。

「友よ 砂の上に一人の足跡しか見えない日、それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつもいつも、文句を言っている自分がいます。



ナニワイバラ

すみれ

ハナニラ
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コメント

No title

初めてではない文面に本棚を 見てまいりました。
探してみたもののはて?
どこでこの文章にあったんだろう。
とってもいいですね。

振り返る

自分を振り返る、己が心を見つめ直す、自分自身に問い直す。

そんな時間が必要でありることを気づかせる、そう思いますね。

こんばんわ~

ハナコさん~

2人の足跡でなく、一人の足跡しかないのに・・・
それは夢の己みたいに後ろ振り向いたかのようですね。

わたしは眼も良くないので今は読書はやすんでいます。

お花は花ニラ可愛い花ですね
いろんな花との出会いの季節春ですね。

ばばたま さんへ

訪問ありがとうございました。

きっと、どこかでお読みになっているんですね。
いつも頭の隅に置いておきたい詩でした。

風香さんへ

訪問ありがとうございました。

振り返れば、既にずいぶん長い道のりになってしまいました。
未だ、一人の足跡しかないところは自分だけで歩いてきた・・・なんて傲慢さが、ちらりとみえたりして、
反省しています。

さつきさんへ

訪問ありがとうございました。

パソコンも本もほどほどにやっています。
長時間はやはりダメですね。
いい加減(良いあんばい)がいいのかもね♪

一人じゃない

最終行を読んだ時に、ドキッっとしました。
辛い出来事にぶつかると "どうして自分だけが" と落ち込んでしまいますが
一人じゃない、いつも誰かが見守っててくれてるということを忘れてはいけませんね。

まっこ さんへ

訪問ありがとうございました。

そうですよねぇ、一番肝心なこの最終行、私もドキンとしました。
一人じゃなかったんだ・・・だから何とか乗り越えてきたんだって。
これからも何とかやっていけますねッ!


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