スローライフの日々から

人の世のはかない命

3月10日、ブログに「降って湧いた不幸」を載せました。

それから二週間ほどして、弟夫婦のお嫁さん、A子さんが、亡くなってしまいました……。
67歳でした。

突然のことでした。

まさか、そんなこと…あるはずがない…と、携帯で知らせを受けた時、耳を疑いましたが…現実でした。

突然のことが起きると、頭が真っ白になって、次はどうすればいいのか、よく分かりません。

とにかく、急いで実家に行かなくちゃ……。

自分の病院の予約日の変更をし、薬を貰いに行き、
式服の準備と……慌ただしく、新幹線に乗りました。

婦人科系のガンで、手遅れだったらしいのです。

弟は4月になったら、主治医と今後のことを詳しく相談する、と言っていたところでした。

A子さんは、至って健康な人で、病気ひとつせず、ずっと仕事を続けていました。
今年に入って、ちょっと腰が痛いといったのが、始まりだったようです。
症状は何もなかったのです。

でも、ガンは知らないうちに大きくなり、腎臓を圧迫して、それで腰に痛みが出たのでした。
それが突然、三月半ば、意識が亡くなったというのです。

こんなことってあっていいのでしょうか。

A子さんのおかあさんは、97歳、認知症ではありません。
A子さんのお姉さんと北海道で暮らしています。
認知症でないからこそ、その悲しみはいかばかりでしょう。

姑にあたる私の母は、94歳で認知症です。
とっても元気です。


神様、順番が違います・・・・・・・。


お通夜、告別式と続きました。

葬儀は浄土真宗、東本願寺、大谷派、お東というのだそうです。(私にはさっぱり分かりません)
親鸞が始めた浄土教の一派ということです。

一番、恥をかいたのは、通夜に式服を着て行ったことでした。

お通夜は平服(普段の服装、それも黒っぽい服)で行くものということです。

だから、東京のモンは困るんだ、と、どこかで
囁かれていたと思います。
私は、いつの間にか「東京のモン」になっていたようです。

あとは、お焼香や線香のやり方、これも教えてもらいました。(喪主側にたっていたので、緊張のしどうしです)

告別式の時、母がショートステイでお世話になっている、
ホームの職員さんが、車イスで母をお焼香に連れて来て下さいました。
母は職員さんが教えて下さるまま、まねをして、すぐに帰っていきました。

母と話す時間は5分くらいありまして、A子さんが亡くなった、と、
話しても何が何だか分からないらしく、「なんで、こんなに人がいっぱいいるのかね…」と、
驚いた様子で言い続けていました。

母ともっと話したかった……。

壊れたレコードみたいでいいから、話したかった。


弟は、子供がいないせいもあり、趣味のお友達が多く、山やパラグライダーのお仲間が大勢来てくださいました。

でも、これからは、弟は母と2人きりです。
私も時々、実家へ帰るようにしなくては……。

A子さんの兄弟姉妹は、北海道から、沖縄から、千葉からと集まりました。
若い頃は、あちこちバラバラなので、好きなところへ旅行に行ける、なんて言っていたのですが、
年を取ると、バラバラはよくありませんね。

親子、兄弟姉妹は近くに住んでいた方が、便利です。

そうはいっても、それぞれの人生がありますからねぇ。


人は生まれた時から、いつ死ぬか、寿命は決まっている。
それを“定命(じょうみょう)”と言うそうです。

とはいっても、突然の死というのは、なかなか受け入れることが、出来ません。
ただ、オロオロ、ウロウロする私でした。



(北陸新幹線の車窓から見た、軽井沢は雪でした)





(東京に帰ってきたら、陽光桜が満開でした)
KIMG0085.jpg



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コメント

東京のモンでないけれど知っています
慌てて伺うという事で 真っ赤は避けても
礼服はいけません 礼服は待って居ましたとばかりに感じます
此れ常識ー

真情にあふれたお弔いの文章に感じ入りました。
共感があふれ出る思いですが・・
中で、定命とは私もかねてより心に去来する者です。

順番が違う・・・本当に。
子に先立たれるくらいなら、私は早めにこの世を去りたいです。
どこの親でもそう思うのではないかしら。
A子さんの、み霊よ安らかに。

哀しすぎます。
ハナコさんのお気持ちはかり知れません。

でも苦しみの期間が短くてよかったと思うしか
ありません。
                      合掌

急なことになり、お辛いことでしたね。

どちらの お母様も若い人を送るのは
私の実家の母も経験して来たので理解できます。

>お通夜は平服(普段の服装、それも黒っぽい服)で行くもの

そうなのですか、初めて聞きます。
こちらでは、通夜、告別も必ず喪服で、人によっては和装の人もいます。
地域によって、大きな違いがありますね。

ごめんなさい
お悔みも言わず 東京もん がまずあたまにはいって
弟さんや二人のお母さん考えたらなんと申しようもありません
今の医学は発達して癌は特に直ると聞いていましたけれど
出来た場所が悪かったのかしら私のような歳で生きているものもあるのに
まだまだ勿体ない歳ですもの 人生思うように生きませんね
益々弟さんお母さん仲良しでいてあげてください

喜美さんへ

そう、礼服はいけないんですね。
大失敗しました。
平服といっても、明るい服を着ていきましたので、これも失敗。
勉強になりました。

ゆりーさんへ

ありがとうございます。
逆縁っていうのでしょうか。
つらいですね。
世の中、何が起こるか分からないものですね。
心の準備だけは…と思いつつ、日常に流されます。

たまさんへ

そうなんです。
あまり苦しまないで、逝ったので、よし、と思うしかありません。
病院で会った時、じゃ、お大事に、またね、なんて、軽く
別れてしまいました。
悔やみます。

風香さんへ

葬儀って、地域差があって、同じ長野県でも、
北部、中部、南部と違っているそうです。
私は北部なのですが、その中でも、宗派がいろいろ
あって、難しいものです。
素直に教えてもらうのが、一番って思いました

喜美さんへ

再び、ありがとうございました。
ガンは何といっても、早期発見ですね。
発見されたときは、手遅れで、抗がん剤も放射線も
もうダメでした。

A子さんのガンも人によっては、早期発見で、
手術して一週間で、元気になった方もおられるそうです。

遅かった……。

大変なことが起こっていたのですね。
ほんとに、人生、何があるかわからない。

順番が違うでしょう、、、と言いたい感じ、よくわかります。
夫が亡くなったとき、なぜ、なぜ、、、と答えの出ない問いを問い続けました。
夫の母は、お通夜もお葬式も、ショックが大きすぎて、出ることができませんでした。
一人で、家にいて、何を思ったのだろうと考えると、辛すぎました。
その母も94歳で亡くなりました。
二人の息子を亡くし、悲しみの降り積もった人生だったと思います。

先にボケた方が勝ち、と言いたくなりますね。
ハナコおばさん、大変でしょうが、乗り越えてくださいね。

虎猫さんへ

ありがとうございます。
ウチの母のように認知症になっていれば、すぐ忘れてしまうので、
深い悲しみも忘れるんでしょうね。
こういう時はボケた方が勝ちと言いたくなります。

ショックが大きすぎて……あ~そうでしょうねぇ。(-_-;)
おつらかったでしょうねぇ。

虎猫さんもいろいろ乗り越えてきたのですね。
人生まさかのサカがあるのですね。

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