スローライフの日々から

母の認知症

92歳になる実家の母は認知症の初期です。
要介護1です。

先月、跡取り夫婦の旅行のため、その母と5日間過ごしてきました。
去年秋には、私のことを「お前」と呼んでいましたが、今回は「あんた」になりました。

実は認知症も初期であるし、K子さん(嫁さん)から、その様子は、だいたいのことしか聞いてなかったので、認知症について、なんの知識もないまま留守番に行きました。

ところが、去年の秋とは大違い。
2、3分前の、言動、行動は忘れてしまいます。

同じことを何度も、何度も、何度も・・・・・・・繰り返し言っています。
週に4日、デイサービスに行くので、助かります。

入浴介助、洗髪介助、みんな受けています。
入浴しても、着替える、という感覚はないようですので、デイサービスの職員の方に、こっそり着替えを持って行ってもらいます。

旅行に行った当日、2人はどこへ行ったんだ、いつ帰って来るんだ・・・と、少し混乱しているようで、いくら説明しても分かってもらえません。

いつも、机の上にカレンダーがあって、何日にどこへ行く、いつ帰る、等々全て書いてありますが、字を読んでいますが、
その内容までは、わからないようです。

家にいる時は、テレビはほとんど見ません、ラジオもただ、音が流れているだけです。
家の中の移動は、やっとできますが、あとは車いすです。

跡取り夫婦が旅行に行った初めの2日間は、夜遅くまで、K子さんはどこだ、どこだ・・・と、落ち着かなく、焦った行動をしています。
そして、「あんたは、いつ帰るんだ」と、何回も、何回も・・・・。

一番怖いのは、火でした。
朝、5時に起きる母は味噌汁を作るんだと言って、ガスをつけます。

私がいない時は、K子さんが作ります。いつもの習慣です。
でも、私に変わって、信用できないのでしょうか、それとも、元気だった頃の母に戻っているのでしょうか。

ある朝、起きたら、ガスは点けっぱなし、鍋のお湯はグラグラ煮えて、もうガスは半分消えています。
それを目の前にしても、私は火は点けていないよ、と、言っています。

その次の日から、私も5時に起きて、母を見守ります。
その時、たまにしか会わない、私では、ダメなんだ・・・と、わかりました。

認知症の人は、いつも側にいる人がいないと、パニックのようになるんだ、と、わかりました。
私は、だんだん追い詰められていくような気持ちになり、自分の心が沈んでいくのが、よくわかりました。
これで、初期の症状というのです。

結局、跡取り夫婦が帰ってから、旅行の楽しみに浸っていたK子さんの気持ちも考えずに、私は、セキを切ったように、5日間の出来事を話しましたが、あまり信用してくれない様子でした。

なぜって、2人が帰ってからの母は、いつもと変わりない落ち着いた日々を過ごしているからです。
そして、娘が来ていたことを、すっかり忘れているようだ、と、あとでK子さんに聞きました。

書きたいことは、まだたくさんありますが、このへんにします。
人間って、どうしてこうなるのでしょう。
哀し過ぎます・・・・・・・こわいです・・・・・・。



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コメント

つらいです

実の娘から見ると、元気だったころの母の思い出が多いだけに
現状を受け入れるのは酷なことと思います。
私の実家の母も92歳ですが、まだ買い物、炊事、洗濯、掃除は出来ています。
が、妹の話では徐々に物忘れが進み、同じことを聞き返すとのこと。

程度の差はあれ、皆が行く道だけど、自分に納得させるのは難しいですね。

うちの母も・・・

こんばんわ

娘からしてみれば辛い気持ですね
92歳なんですね・・・
うちの母もそうでした、怪我が元で体調のバランス
崩して少しづつ同じ事を言うようになって
怪我をすると駄目ですね。
みんな通る道そうならないようにと思いますね。

今後はもっと大変

昨夜も拝読しましたが、なかなか書けなくて・・・
90代になられてその程度なら、ご立派と言って差し上げたい気もしますが…
自分の親の人格が壊されて行く様子は本当に忍びないものですね。
この病を憎みます。
それと、これから苦労が過酷になるばかりの跡取りさんご夫妻。
出来れば、何度でも旅行に出して差し上げて下さいね。

風香さんへ

訪問ありがとうございました☆

> 私の実家の母も92歳ですが、まだ買い物、炊事、洗濯、掃除は出来ています。

これだけ出来れば、たいしたものです。
同じ年でも、こんなに違いが出てくるのですね。
ウチの母はこれら全てできません。
もちろん、お金の管理もできません。

何が違うんでしょう、食事? 性格? 世間ではいろいろ言われていますが、
若い頃から母は社交的、躾けに厳しく、手仕事もやってました。
好き嫌いもありませんでした。
私には、さっぱりわかりません。
ただ、私のいく道であることは分かります。(-_-;)
それが、こわいです。

さつきさんへ

訪問ありがとうございました☆
誰でも、そうならないように、そうなりたくない、と思っていると思います。
でも、なってしまうことの不安が大きいです。
不安ばかり考えていても精神的によくありませんが、母は、自分は認知症などとユメユメ思っていないのです。
まか不思議な病気だと思います。
ケガで寝たきり・・というのはよく耳にしますよね。

明かりさんへ

訪問ありがとうございました☆
母のことは、ブログに書こうかどうか迷いました。
結局書いてしまいましたが、世間はこう言うと思いました。
いつも一緒に暮らしている人が一番大変、たまに会いに行く人は、帰ってくればいい・・・・と。
でも、いつも一緒に暮らしている人がいなくなると、母は不穏になり、かえって頭が混乱します。
混乱する母が一番かわいそうと思いました。

これから症状は、もっとすすむと思います。
たとえ要介護3になっても、今の現状では、特養に入るにも、順番待ちで、いつ入れるかわかりません。
まして、我々世代になったら、痴呆症はもっと増えるんですよねぇ。

跡取り夫婦と、これからのことも話し合って来ました。

此れだけは なりたくてなる物でないし
困ります 私は今なるかもしれません
娘も他の病気だったら看られるけれど
此れだけは24時間気を許すわけにいかないから
施設に廻してお世話してもらうね と私に言いますし
本人は余りわからなくなっているから
ヘコタレていないと思います唯子供は
親の認知は嫌でしょうね

喜美さんへ

訪問ありがとうございました☆
ホントになりたくてなるのではありませんよね。
私だって、なりたくありません。
でも、喜美さんはお元気でPCやっていらっしゃるくらいですから、
大丈夫です(*^^)v
私もいつまでPCやっていられるか、心配です。

同じです

今頃来ました(^^ゞ
母は来月93歳です。
認知症は、かなりの早さで進行しています。
私は、夫のこともあってなかなか顔を見に行けません。
姉たちの話では、写真をみて、自分の妹が解らなかったと、聞いたのが4月、先月は、実の娘が始め解らなかったと言います。耳が遠く入り口で呼んでも聞こえません。
9月に行った時は、肩を叩いて振り返った目が死んでいました。話していると段々生気を取り戻してきます。
辛いですね。両親とも長生きで認知症、私も避けられないのかと考えてしまいます。
長いコメでごめんなさい。

タンポポさんへ

いつでもおいで下さい。(*^-^*)
訪問ありがとうございました☆

かなりの早さですか、う~ん、身に詰まされますね。(-_-;)
そうですよね、ダンナ様のこともあるし、なかなか気軽に行かれないですよね。
やはり常に一緒に暮らしていないと、実の娘も分からなくなるんですね。
辛いですねぇ・・・・
でも、どうすることもできない・・・。
正直言って、私は母の年まで生きていたくないです。
でも、やっぱりどうすることもできないし・・・。

はじめまして

義母と実母と2人の認知症を送りました。
義母はアルツハイマー型、実母はレビー小体型とタイプが違ったので戸惑いましたが、
実母の介護は想像以上に辛い経験でした。
何かに付け、子ども時代からの様々な思い出がフィードバックするのです。
こればかりは、誰かに話して分かって貰えるものでもなく、1人で悶々としていました。
母の脳内で一体何が起きているのか?
よく分からないままその時どきを何とかやり過ごしていくしかない日々でした。

もう私自身の事は天に任せる、どうにでもしてくれという思いでいます。

chiaraさんへ

はじめまして、訪問ありがとうございました☆
FC2からおいで下さったのでしょうか。
シニアナビ、お探ししたのですが、わかりませんでした。ごめんなさい。<m(__)m>

ご苦労されていたんですね。
辛い経験だと思います。私以上に……。
私の母はアルツハイマー型です。
子供時代といえば、私の母も戦争時代のことをよく憶えていて、親族のことなど、
今まで全く知らなかったことまで、いろいろ話してくれました。
というより、その時代に頭が遡っているんでしょうねぇ。

時々、私の何気なく言った言葉で、パ二クッているみたいでした。
私自身、どうしてよいかわからなくなりました。
辛いお気持ち、ほんの一部かもしれませんが、よくわかります。

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